通訳が必要ですか?条件によって変わる通訳の方法とは

弊社では「会議の通訳をお願いしたい」とお客様からご相談を受けることが多くあります。一言で通訳と言っても、会議の規模や参加人数、時間制限など条件によってその方法は異なります。3種類ある通訳の方法について、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

1:逐次通訳
発言者が数センテンスごとに区切って話し、通訳が都度訳していく方法です。
特徴:内容がより正確に伝わりますが、通訳が無い場合に比べて約1.5~2倍の時間がかかります。
適用場面:少人数の商談やインタビューなど内容を一語一句確認しながら進め、時間に余裕がある場合

2:同時通訳
通訳者が通訳機材を使用して発言の内容を同時に訳す方法です。通訳者は通訳ブースでヘッドフォンから発言者の声を聞きながら訳します。高い集中力が必要なため、15分から20分おきに通訳者の交代が必要です。
特徴:機材が必要です。また会議が30分以上になる場合、複数名の通訳者が必要です。
適用場面:大人数の発表会、セミナーなど即時情報を伝える必要がある場合

3:ウィスパリング
同時通訳の一種ですが、通訳者がヘッドフォンを通さず、通訳が必要とする方の耳元でささやく形で通訳をします。
特徴:テンポよく会議を進めることができますが、ヘッドフォンを使用しないため、同時通訳ほどの精度を保つことが難しい場合があります。
適用場面:会議参加者のうち、通訳を必要とする方が少人数の場合

国際会議等での多くの実績を持つエイアンドピープルの通訳者はいずれの形式でも対応可能です。大事な会議にはぜひご用命ください。