通訳が必要ですか?条件によって変わる通訳の方法とは

弊社では「会議の通訳をお願いしたい」とお客様からご相談を受けることが多くあります。一言で通訳と言っても、会議の規模や参加人数、時間制限など条件によってその方法は異なります。3種類ある通訳の方法について、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

1:逐次通訳
発言者が数センテンスごとに区切って話し、通訳が都度訳していく方法です。
特徴:内容がより正確に伝わりますが、通訳が無い場合に比べて約1.5~2倍の時間がかかります。
適用場面:少人数の商談やインタビューなど内容を一語一句確認しながら進め、時間に余裕がある場合

2:同時通訳
通訳者が通訳機材を使用して発言の内容を同時に訳す方法です。通訳者は通訳ブースでヘッドフォンから発言者の声を聞きながら訳します。高い集中力が必要なため、15分から20分おきに通訳者の交代が必要です。
特徴:機材が必要です。また会議が30分以上になる場合、複数名の通訳者が必要です。
適用場面:大人数の発表会、セミナーなど即時情報を伝える必要がある場合

3:ウィスパリング
同時通訳の一種ですが、通訳者がヘッドフォンを通さず、通訳が必要とする方の耳元でささやく形で通訳をします。
特徴:テンポよく会議を進めることができますが、ヘッドフォンを使用しないため、同時通訳ほどの精度を保つことが難しい場合があります。
適用場面:会議参加者のうち、通訳を必要とする方が少人数の場合

国際会議等での多くの実績を持つエイアンドピープルの通訳者はいずれの形式でも対応可能です。大事な会議にはぜひご用命ください。

プレイン・ランゲージの国際会議/Online(2020年10月13日〜15日)のスピーカーに弊社代表浅井も参加

2年に一度、プレイン・ランゲージに関する国際会議が開かれています。今年は10月13日〜15日にプレイン・ランゲージを推進する団体であるClarity International、Center for Plain Language、Plain Language Association International(PLAIN)により共同でバーチャル開催が行われます。

「ACCESS FOR ALL:Plain Language is a Civil Right(すべての人が利用できる権利:プレイン・ランゲージは市民権)」を合言葉に、社会的な情報発信やサービスの向上のための平易な言葉の利用について様々な発表が行われます。社会責任としてのプレイン・ランゲージ、ISO化の動向など世界的な潮流をいち早く知ることができます。

弊社の代表もプレイン・ランゲージを推進する団体JPELCからビデオ・メッセージで参加いたします。

ご登録は下記から行えます。
https://www.accessforallconference.com/

アニュアルレポート2020トレンド

持続可能性やCSRへの注目がさらに上昇
ここ数年、大企業の持続可能性への取り組みが注目されていますが、2019年には、持続可能性報告書やCSR報告書を発行したフォーチュン200社が90%近くになりました。前年の70%から大きく増加しており、持続可能性への注目がますます高まっています。

報告書の中で特によく使われている、気候変動対策の国際的なフレームワークはGRI (Global Reporting Initiative)とSDG(持続可能な開発目標)でした。

統合レポートを発行する企業数も増加
アニュアルレポートと持続可能性報告書を統合させた形式で、財務面での業績に加えて非財務情報(健康、安全、環境、コミュニティ)を提供する形式が統合レポートです。統合レポートを発行した企業の全体数は少ないものの、前年に比べると2倍になっています。フォーマットやプラットフォームに関しては各社が試行錯誤を重ねており、この試行錯誤の状況は今後数年続くと考えられています。

デジタルアニュアルレポートの傾向は?
アニュアルレポート専用のウェブサイトやマイクロサイトが注目されています。モバイルデバイスとの相性が良く、企業側が閲覧者の情報を取得できることが大きな魅力です。検索機能や、参照サイトへのリンク、エクセルでのダウンロードなど、投資家向けのツールも充実させることができます。

もうひとつ注目されているスタイルがインタラクティブPDFです。マイクロサイトよりも低予算で作ることができながらも、メニューからコンテンツにジャンプしたり、参照資料のリンクや動画などを埋め込むことが可能です。