大手サービス事業会社の経営企画部様にオンライン講座(全8回)を受講いただきました。

目的:社内英文資料の品質改善
期間:2020年7月~12月
内容:オンライン講座 全8回 各回90分
添削13回
テスト2回(講座開始前レベルチェックテスト、達成度確認テスト)

プログラム内容:
第1回・第2回 基礎編
・プレイン・イングリッシュとは?
・プレイン・イングリッシュの10のポイントに沿った書き換え

第3回・第4回 単文編
・プレイン・イングリッシュで単文を書く
・プレイン・イングリッシュを数値で検証しよう
・日本語をプレインにする
・読みやすい書式・編集

第5回・第6回 パラグラフ編
・重要な情報は先頭に
・短い段落
・⼩⾒出し
・トピックセンテンス
・箇条書き

第7回 会議資料作成編
・重要な情報を先頭に
・誰が何を決議するか明確にする
・⻑い修飾節の改善
・⻑い⽂の整理

第8回 まとめ
・達成度確認テスト総評
・プレイン・ランゲージとプレイン・ジャパニーズ
・機械翻訳の活用

講師コメント:
数多くの講座と添削課題を行うインテンシブなカリキュラムでしたが、受講者様には大変熱心に受講いただきました。そして回を重ねるごとに、大変読みやすい英文を書かれるようになりました。
一般的に語学研修は、研修効果の見えにくいものですが、短期間で改善の実をあげることはできたのは、すでにお持ちの高い英語力に満足せず、課題感を持って真摯に受講してくださったおかげと感じております。日本の外への/内なるグローバル化を人材面から支えるトップ企業の皆様が学ぶ姿勢に講師としても大変強い刺激を受けました。
また、講座終了後に、受講企業様のネイティブの方から、受講者様の英文が改善された旨コメントをいただいたとお伺いしました。弊社のプレイン・イングリッシュ普及への取組みと、ネイティブのベテラン講師を総動員して展開しているカリキュラムへの自信となりました。この度は受講いただき、誠にありがとうございました。

簡体字と繁体字:同じ中国語なのに、何が違うのでしょうか?

弊社にご依頼いただく翻訳の中で、英語に次いで多いのが中国語です。数多くの言語がある中、中国語は世界でも多く使われている言語です。毎年の訪日人数が断トツ上位の中国観光客向けの案内や、中国現地の会社で使われるマニュアルなど、中国語の翻訳依頼は年々増えています。

そこで、一言「中国語」と言っても、地域によって使われている中国語が異なることはご存知でしょうか。中国語には「簡体字」と「繁体字」の2種類があり、地域によって使われる字体が異なります。

簡体字(かんたいじ、Simplified Chinese)は従来の漢字を簡略化した字体体系です。北京や上海など中国大陸の方に向けた文章を作成するときには、簡体字が一般的です。中国大陸のほか、シンガポールやマレーシアなどでも使われています。

繁体字(はんたいじ、Traditional Chinese)は、系統的な簡略化を経ていない、筆画が多い漢字の字体体系です。台湾、香港、マカオの方に向けた文章を作成するときには、繁体字が一般的です。日本の漢字は主に繁体字から由来しているため、日本人から見ると繁体字の方が何となく意味がわかることが多いといえます。

また、簡体字と繁体字は字体が異なるだけでなく、用語も異なる場合があります。例えば「ビデオ」というのは簡体字では「视频」になりますが、繁体字は「視訊」になります。実は中国語のネイティブであれば、簡体字も繁体字も読める人がほとんどです。しかし、翻訳時には、やはり普段の習慣に合わせることが重要なので対象によって選びましょう。

中国語のほかに、スペイン語も本国のスペイン語と中南米のスペイン語があります。ご依頼の際には事前に対象地域をご指定いただくとスムーズな手配が可能です。もちろん、対象地域をご存知でなくてもご提案いたしますので、お気軽にご相談ください!

プレイン・リーガル・ランゲージ第一人者、ジョー キンブル教授のエッセイ

JPELCのオピニオンページに新しく記事を追加しました。今回は、プレイン・イングリッシュの本場である、アメリカ政府のウエブサイトからの記事をご紹介しています。執筆者のジョー キンブル教授はプレイン・リーガル・ランゲージの第一人者です。

プレイン・ランゲージを使うと、時間やコスト、問い合わせ対応の手間が減り、生産性が向上します。プレイン・ランゲージの具体的な成果をご覧ください。

https://jpelc.org/opinion/