[2021.03.19]

『TOKYOテレワークアワード』推進賞を受賞しました。

株式会社エイアンドピープルは、2021年3月15日に東京都が発表した『TOKYOテレワークアワード』において、推進賞を受賞しました 。

■テレワーク導入の経緯
2020年4月に新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、当社初、全社員を対象に在宅勤務を導入しました。6月以降、フリーアドレス制とすることを決定し、本社をシェアオフィスへ移転しました。以降、テレワーク緊急強化月間を除き、毎週月曜日を出社日とし、その他の曜日は自由出社としています。

■具体的な取り組み
・16時にチームごとにチャット上で残業申請を行い、長時間労働を管理監督
テレワークの問題点としてオンオフのメリハリがつけにくいという点があるが、上長がスケジュール調整を行う、社員同士業務を助け合うなど、運用面でもうまく機能している。

・オンラインビデオ通話『skype』を使用し、毎朝9時半にミーティング実施
部門を超えてその日のスケジュールを共有。確認事項等があればその場で聞くなどオフィスにいる時と同等のコミュニケーションを行っている。また『Googleカレンダー』にスケジュールを入力しお互いの業務を可視化している。モバイルでも使用できるため、外出先からも連絡が取れホウレンソウが行き届いている。

・取引先へ向けた帳簿書類の電子化および電子印を導入
郵送にかかるコスト、書類対応、手間等の削減により、関係者全員の働き方の効率化に寄与している。社内精算もpdf、電子印鑑での提出としている。

・衛生委員会を設置
在宅勤務という今までとは異なる働き方の中で、心の健康問題の発生防止、職場のコミュニケーションの活性化を目的として活動している。主な活動内容は、メンタルヘルスについて学ぶオンライン研修の受講、オンライン飲み会の実施、面談の実施等。

■テレワークの効果
・残業時間削減:社員一人当たり月8時間(34%)
・固定費の削減:シェアオフィスへの移転による家賃光熱費、通勤定期代の支給廃止による社員の交通費等
上記の効果に加え、社員から次のような満足の声が挙がっています。
「通勤による身体への負担が減り仕事に集中できるようになった」
「通勤時間がなくなったことで、より仕事と家事・育児の両立を図りやすくなった」

当社は経営層含め正社員全員が女性であり、出産・育児などにより社員が入れ替わりで長期不在となることが避けられません。また今後は介護による離脱も予想されます。
「女性が仕事も家庭もあきらめず、長く活躍できる環境を」という社長の理念のもと、これまでも女性が仕事と家庭を両立できる環境を改善してきました。社員は出産・育児・介護と、仕事にも役立つ貴重な人生経験を積みながらも、働き続けることができる一方、会社にとっては、経験とスキルのある社員の流出を防ぐことができ安定した経営の基盤となっています。2021年現在、社員の6割強が育児中であり、育児休暇取得率・産後の復職率・時短勤務取得率は100%です。

今後も新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた社会的責任と、女性が長く活躍し続ける社会の実現のため、取り組んでまいります。

<TOKYOテレワークアワードとは>
テレワークの普及推進のため、東京都が実施する「テレワーク東京ルール」実践企業宣言制度の登録企業の中から、先進的なモデル事例を表彰するものです。
https://www.telework-rule.metro.tokyo.lg.jp/award/

「テレワーク東京ルール」実践企業宣言
https://www.telework-rule.metro.tokyo.lg.jp/

 

 

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